パリのホップオンホップオフ:どのバス、どの船、どのパスか

パリのホップオンホップオフは、24時間・48時間・72時間の乗り降り自由パス。バス会社は2社。トゥートバスの青ラインとビッグバスの赤ラインで、どちらもエッフェル塔、ルーヴル、ノートルダム、凱旋門のそばを通ります。セーヌ川ではバトバスが9つの船着き場を往復。の価格はバトバスが23ユーロから、バスは日付によっておよそ28ユーロから。

チケットはスマホに届き、パスのカウントは乗船時の最初のスキャンから始まります。購入時からではありません。

セーヌ川の遊覧船越しに見えるエッフェル塔

日本語ガイドで選ぶならトゥートバス

決定的な違いがひとつあります。日本語のオーディオガイドがあるのはトゥートバスだけです。10言語の中に日本語、英語、ドイツ語、中国語などが入っています。ビッグバスは8言語ですが日本語はありません。日本語の解説を聞きたいなら、答えはトゥートバスです。

  • トゥートバス:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語、ブラジル・ポルトガル語、アラビア語。
  • ビッグバス:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、韓国語、北京語、ブラジル・ポルトガル語。
  • バトバス:ガイド解説はありません。川のシャトル便なので言語は関係なし。

詳しい比較はビッグバス対トゥートバスのページへ。

パリ ホップオンホップオフの料金:全オプション

チケット内容料金(〜から)
トゥートバス パリ青ライン、24/48/72時間、10言語ガイド(日本語あり)、一周約2時間28.00€予約
ビッグバス パリ赤ライン、24/48時間、8言語ガイド、Wi-Fi、レインコート28.80€予約
バトバスセーヌ川の水上バス、9か所の船着き場、24/48時間23.00€予約
バス+クルーズバスパスと約1時間の川クルーズをまとめて53.75€比較
夜景ツアーライトアップを巡る約2時間。年末はクリスマス・イルミネーション便33.15€比較

これは最安値です。日によって変わります。理由はチケットのページで説明しています。

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パリのオスマン様式の通りを行く2階建て観光バス

2階建てバスで

屋根なしの上階、イヤホンの解説、流れていく街並み。初日にパリの地理をつかむ最短ルートです。

川の船で

バトバスはエッフェル塔から植物園まで9か所を往復。ゆっくり、静かに、そして安く。

夜に

ライトアップされた建物を巡る2時間。年末には別のクリスマス・イルミネーションツアーが走ります。

ホップオンホップオフのパスの仕組み

  1. 予約は乗り始めたい日に。トゥートバスは24時間前まで無料キャンセル、ビッグバスとバトバスは前日23:59まで。
  2. どの停留所からでも乗れます。トゥートバスはスマホの画面を運転手に見せるだけ。ビッグバスはオペラ大通りの案内所か停留所のスタッフでバウチャーを引き換えます。
  3. まず一周してから。解説を聞きながら全体を回れば、どこで降りるべきかが分かります。
  4. 最終便に注意。季節により17:00〜19:00の間に最後の一周が出ます。

24時間とは最初のスキャンから24時間のこと。15時に始めれば翌日の午前中もまだ使えます。

💡 Pro Tip
パスは午後に有効化
24時間パスは14時頃に初スキャンするのがおすすめ。午後の光で上階を楽しんで、翌日の午前は降りたい停留所へ。同じ値段でほぼ2半日分使えます。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist
シテ島のそばを行くセーヌ川のガラス張りの船

空港から最初の停留所へ:ロワシーバスが便利

羽田や成田からの直行便が着くシャルル・ド・ゴール空港から、観光バスの停留所までは乗り換えなしで行けます。到着日の午後をそのまま観光に使えるかどうかは、最初の移動で決まります。

空港交通手段最初の停留所
シャルル・ド・ゴールロワシーバスでオペラ座へビッグバス10番(rue Scribe)は終点の隣、トゥートバス1番(boulevard des Capucines)は徒歩数分
シャルル・ド・ゴールRER Bでサン・ミッシェル・ノートルダムへノートルダムの停留所
オルリーOrlyvalからRER BでChâteletへバトバスのオテル・ド・ヴィル船着き場、またはノートルダムの停留所

宿がオペラ界隈なら、空港バスから観光バスへそのまま乗り継げます。オペラ座の北側、rue Sainte-Anneあたりには日本食やアジア料理の店が集まっていて、長旅のあとに一息つくのに便利です。荷物を預けてから14時ごろにパスをスキャンすれば、24時間券で翌日の午前まで使えます。

パリのホップオンホップオフは値段に見合うか

初めてのパリなら、元はほぼ確実に取れます。景色の見える座席、理解できる言語の解説、歩いて30分の距離にある観光地の間の移動。パリのホップオンホップオフ商品全体の評価は平均4.3(4693件)。不満は読めます:渋滞、雨、混んだ停留所での待ち時間。

パリをよく知っている人、AからBへ行くだけならメトロのほうが速いです。このパスが元を取るのは、歩き回って足が棒になる日です。

💡 Pro Tip
上階はセーヌ側の席へ
どちらのラインでも絶景はセーヌ沿いです。最初の停留所ですぐ上階へ行き、川側の席を取ったら一周終わるまで動きません。途中で移る人は席を失います。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist

旅行タイプ別:おすすめはどれ

あなたは…おすすめ理由
初パリで1〜2日トゥートバスかビッグバス主要観光地を約2時間で一巡り
3日以上滞在トゥートバス72時間唯一の3日間パス
小さい子供連れトゥートバス英語・フランス語のキッズチャンネル
雨の日バトバス全面ガラス張りで冬は暖房。渋滞なし
夜が空いている夜景ツアー2時間、発車時刻固定、計画いらず
日本語ガイド希望トゥートバス日本語はここだけ(夜はBustronomeも)
ルーヴルのピラミッドを囲むナポレオン中庭の観光客

パスをもっと活用:船、セットチケット、1日プラン

バスパスは旅の土台で、すべてではありません。いくつかを足すだけで、同じ一日がずっと濃くなります。

追加するもの得られることどこで見るか
1時間のセーヌ川クルーズ同じ日に名所を水上からバス+クルーズ
エッフェル塔、ルーヴル、ヴェルサイユ、ディズニーバスと名所を1回の予約でセットチケット
1・2・3日のモデルコースどこで降り、どれだけ過ごすかモデルコース
走りながらの食事ガラス屋根の2階建てレストランバス、日本語ガイドありビュストロノーム

停留所マップを見れば、どの名所がどの停留所かが分かります。一日に時間指定の予定はひとつだけ、美術館か塔にして、残りはバスに任せるのがうまくいくコツです。

パリで観光バスに乗るなら何時がいいか

同じパスでも、乗る時間帯で快適さはまったく違います。上階の良い席と、渋滞の少ない道路を取れるのは午前中です。

時間帯バスの様子おすすめの使い方
10時前上階の席が取りやすく、道も空いている最初の一周を降りずに乗る
13時〜16時ルーヴル、オペラ、エッフェル塔の停留所に列美術館や公園に時間を回す
夕方光が柔らかく、セーヌ沿いが美しい最終一周の時刻(季節で17時〜19時)を確認して乗る
小雨の日上階が空く曇り空のパリも写真映えは悪くない

晴れの日は誰もが上階を狙うので、混む日ほど一周の開始点に近い停留所で乗るのが得策です。逆に、それぞれの会社の1番停留所は朝から混むので、一つ先の停留所から乗るとすんなり座れます。

パリの観光バスパスでよくある5つの失敗

  1. 開始直後に停留所1から乗る。行列ができるのはそこです。1つか2つ先の停留所なら、オープンデッキの2階がまだ空いていることが多いです。
  2. すべての停留所で降りる。バスは10〜15分おきなので、降りるたびに待ち時間が発生します。よく選んだ3〜4か所のほうが、駆け足の8か所より満足度は高くなります。
  3. 最終バスを忘れる。季節によって最後の一周は17時から19時の間に出ます。最後に降りる場所は昼食のときに決めておきましょう。
  4. 座る側を間違える。いちばん美しいのはセーヌ川沿いの区間です。最初から川側の席を取り、そのまま動かないのがコツです。

この5点を押さえるだけで、購入時には高く感じたパスが、短い時間でパリを広く見るいちばん効率的な方法に変わります。

バス、船、それとも両方?早見表

いちばん大事なことおすすめあきらめるもの
主要な名所を一度に全部見たい24時間または48時間のバスパスシャンゼリゼの渋滞に少し付き合うこと
屋根の下で静かに移動したいバトバス凱旋門、トロカデロ、オペラ座(船着き場がない)
日本語の解説を聞きたいトゥートバスビッグバス(日本語なし)
夜のパリを見たい夜景ツアー途中下車(決まった時刻の一周のみ)
街と川を一度に楽しみたいバスとクルーズのセット少しの自由(船は時刻指定)

羽田や成田からの直行便は早朝か夕方にシャルル・ド・ゴール空港へ着くことが多く、ロワシーバスでオペラ座まで一本です。オペラ座の前には両社の停留所があるので、ホテルに荷物を預けたら午後にパスをスキャンし、時差ぼけの頭でも座ったまま街の全体像をつかめます。

ホップオンホップオフで過ごす典型的な初日

朝10時ごろ、空いている停留所から乗って、降りずに一周してみましょう。約2時間で、どこに何があるかが頭に入ります。そのあとノートルダムで降りてカルチエ・ラタンで昼食、トロカデロまで乗ってエッフェル塔を正面から眺め、イエナ橋を歩いて渡ってシャン・ド・マルス公園で一日を締めくくります。夜に余力があれば、夜景ツアーかセーヌ川クルーズを加えるのもおすすめです。

このリズムなら、長すぎる行列や急な雨、子どもの疲れといった予定外のことにも対応できます。時刻表に縛られないパスのいちばんの強みです。

💡 Pro Tip
一周は午前中に済ませる
午前のバスは、シャンゼリゼが混み始める午後よりも時間どおりに走ります。私は昼前に大きく一周して、午後は2〜3回の短い移動にだけバスを使っています。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist

家族や友人と乗るパリ観光バス

パリが初めての家族や友人を案内するなら、24時間パスがいちばん手堅い選択です。地下鉄の乗り換えを説明する必要がなく、それぞれが自分の言語で解説を聞けて、歩く距離も抑えられます。

時間帯場所ポイント
午前降りずに一周全員が座ったまま街の全体像をつかむ
昼ノートルダムとカルチエ・ラタン予約なしで入れる店が多い
午後オルセーかリュクサンブール公園天気で美術館か公園かを選ぶ
夕方トロカデロからイエナ橋へ正面からエッフェル塔、家族写真の定番

両親と一緒の旅なら、日本語ガイドのあるトゥートバスを選ぶと会話もはずみます。2階に乗るなら、春と秋は薄手の上着、夏は帽子と日焼け止め、冬は手袋とマフラーを。荷物は小さなリュックひとつにまとめると、狭い階段の上り下りが楽になります。写真は川側の前方の席から、信号で停まった瞬間に撮ると手ぶれしにくくなります。

料金はユーロ建ての最低価格で、日付とプランによって変わります。決済画面の表示が最終的な金額です。Big Bus・Tootbus・Batobus・Bustronomeとは無関係の独立したガイドです。

最終更新: 2026年10月3日

パリ ホップオンホップオフ:よくある質問

一周にはどのくらいかかりますか?
どちらのバスも渋滞がなければ約2時間です。シャンゼリゼが混む午後は、もう少し長くかかることがあります。
荷物を持って乗れますか?
小さなバッグなら問題ありません。大きなスーツケースは階段が狭いので、ホテルに預けてから乗りましょう。
日本語の解説はありますか?
トゥートバスには日本語を含む10言語の音声ガイドがあります。ビッグバスには日本語がないので、英語で聞くことになります。
どの停留所からでも乗れますか?
はい。バスもバトバスもどの停留所から乗っても構いません。パスは最初にスキャンした時点から使えます。
パリ観光にバスは何日あれば十分?
主要な名所だけなら24時間、美術館にも時間を割くなら48時間が目安です。正午にスキャンすれば、翌日の午前まで使えます。
パリのホップオンホップオフはいくら?
バス24時間は約28ユーロ、バトバスは23ユーロから。日付で変わります。
日本語の解説はある?
トゥートバスにはあります(10言語中)。ビッグバスにはありません。ビュストロノームの生ガイドも日本語対応。
一周にかかる時間は?
トゥートバスは約2時間、ビッグバスは2時間15分〜2時間半。渋滞で伸びます。
雨でも運行する?
はい。下階は屋根付き、ビッグバスはレインコートを配布、バトバスは全面ガラス張りです。